「何でむし歯になるんすか!?」
「神経取ったら、もうむし歯にならないよね。」
・・・最近頂いたお言葉です(‾Д‾;;
私たち、患者様へ説明が足りていないのですね(T△T)
大反省!
ですから
不肖、あおき矯正歯科 受付高橋~永遠の20歳~が、
改めてむし歯の出来るわけをお話しようと・・・・・。
・・・あっプレッシャー
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まず、むし歯の原因!
「甘いもの。」・・・・・・・・それも正解ですが
一応歯科医院に勤めているので、もう少し具体的にいきます。
歯質、食物、虫歯菌の3つが重なって初めてむし歯ができます。
付け加えるなら、後は時間です。
歯質・・・強さやだ液の量や元に戻す力などが関係します。
虫歯菌・・・主にミュータンス菌。べとべとして歯を溶かします。
食べ物・・・むし歯菌を応援する糖が問題!!
時間・・・お口の中が酸性(むし歯にしようとがんばってる)時間が長いとまずいです。
で、こんな図・・・・↓
3つが重なったところが、虫歯になる条件。
この重なった部分を小さくすれば、むし歯にはなりにくい
リスクを減らすということです。
こんな感じ・・・↓
食物の○を小さくしました。
実際は、おやつをドーナツから焼きいもに代える、とか
スポーツ飲料を麦茶にするなどですね!
そうすると、食べ物でのリスクは小さくなるので
むし歯になる可能性が減るわけです。
それから時間。
Ph5の点線より上は、口の中が中性でむし歯になりづらい状態。
下は、がっちり酸性で歯が溶けている状態。
上のグラフは、3回の食事とおやつ程度の飲食ですね。
理想的ですが、もうお分かりでしょう。
お菓子じゃなく、バランスの取れた栄養満点の食事でも
口の中は酸性になって歯は溶けているんです。
だから下のグラフはとってもBAD!!!
常に、食べているか ジュースを飲んでいるようですね。
中性に戻るひまがありません!!!
そうだ、書き忘れました。
酸性の時に歯が溶けます。
食物をお口に入れるとたいてい、酸性になります。
酸は、いろいろ溶かします。
こんなかんじ
生卵を酢に浸しています。
これは、3年位前にやった実験です。
24時間後・・・・・
ぶよぶよ。
殻は溶けて、柔らかくなりました。
これが歯だったら、大変ですね!!
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と言うわけで、高橋は本日の力を使い果たしました。
この投稿ににご意見、ご指摘のある方はご遠慮なくどうぞ。
ちょっとたくさん書きすぎました。
次回は半分にします。
ではまた((o(>▽<)o))